【脳科学の例外】『強烈』に記憶力が高まる『ある条件』とは?

【脳科学の例外】『強烈』に記憶力が高まる『ある条件』とは?

突然ですが、次の質問にお答えください。

 

  • 1ヶ月前の今日、だれと、どこで、なにを食べましたか?
  • 去年の年越し(12月31日)、だれと、どこで、なにを食べましたか?
  • 前回の旅行は、だれと、どこで、なにを食べましたか?

おそらく、1ヶ月前のことよりも、それより昔のことのほうが詳しく覚えていたのではないでしょうか?

脳科学では「インプットした情報は、2週間以内に3回アウトプットすると記憶に定着する」という定説があります。しかし、『喜怒哀楽』がともなう記憶は、完全に例外となります

じつは、『喜怒哀楽』のように感情が刺激されると、脳内物質が分泌されて記憶力を増強する作用があります。つまり、「楽しい」「うれしい」といった感情が、 一ヶ月前のことより昔のことを記憶させていたんですね。

とはいえ、普段どのように使えばいいのか?具体的に解説していきます。

『脳内物質』が記憶力を増強

学校の教科書を1回読んでもほとんど覚えてないのに、大好きなマンガは1回読んだだけで覚えてしまう。しかも、何年たっても詳しくストーリーを覚えている、なんてことありますよね。

わたしは、小学生のころに読んだ『スラムダンク』のストーリーを、1回しか読んでなくてもハッキリと覚えています。
それは間違いなく、楽しく、ワクワクし、興奮したことで「ドーパミン」や「アドレナリン」といった脳内物質が出ていたからです。

では、感情によって分泌される脳内物質がそれぞれありますので解説していきます。

『脳内物質』と『喜怒哀楽』の関係

下の表は、『喜怒哀楽』にって分泌される『脳内物質』と例をまとめたものです。
自分の経験に当てはめてみると、より具体的にイメージできるのではないでしょうか。

脳内物質 感情
アドレナリン 怒り、恐怖、興奮

映画「ワイルド・スピード」を見た興奮が忘れられない。

ノルアドレナリン 不安、緊張、悲しみ

愛猫の死の悲しみ。1年たっても忘れられない。

ドーパミン 楽しい、うれしい

10年前の結婚式。細かいところまで覚えている。

オキシトシン 愛、親切

昔の恋人が何年たっても忘れられない。

エンドルフィン 感謝、楽しい

部活で全国大会に出場!よく覚えている。

『喜怒哀楽』が記憶にもたらす影響

アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、オキシトシン、エンドルフィンといった、『喜怒哀楽』によって分泌される『脳内物質』によって、記憶力が増強することはわかりました。

興奮しながら見た映画を忘れられないのは「アドレナリン」が出ていたからですし、愛猫の死の悲しみが忘れられないのは「ノルアドレナリン」が出ていたからです。

このようにして、感情を刺激して『喜怒哀楽』をともなった出来事は強烈に記憶に残る。
そうした脳のはたらきを活用し、さらにアウトプットすることで記憶力を高める方法を5つ紹介します。

「記憶の増強」をさらに高めるアウトプット術

この中でも、まずは「好奇心を優先する」ことからはじめましょう。

それは、好奇心からはじまり、書籍を手にしたり、映画を見にいったり、誰かに話そうとしたりと行動につながるからです。そして、行動することにより感情が刺激されて記憶が増強されます。

つまり、心の赴くままに行動することは、『脳科学』では例外的に記憶力を高めることになりますね。

 

  1. 好奇心を最優先する(本を買ったらすぐ読む。「何これ?」と思った瞬間に検索する。)
  2. ストーリーを活用する(マンガ化、小説化されたビジネス書を読む。)
  3. 大人数の前で講演する(「教える」「興奮」「緊張」で記憶増強)
  4. 映画、美術鑑賞から学ぶ(「感動」と「学び」を連動する)
  5. 旅行から学ぶ(「感動」「興奮」「緊張」で記憶増強)

まとめ

どうでしたか?『脳内物質』と『喜怒哀楽』の関係に思い当たることもあったのではないでしょうか。

この記事で紹介した、「記憶の増強をさらに高める5つのアウトプット術」は、ぜひ実践してみてください。1つずつでも行動することで、きっと変化を感じられるでしょう。

それではまた、ヤクモでした。

Point

 

  • 『喜怒哀楽』で『脳内物質』が分泌されて記憶力が高まる
  • 好奇心を優先して行動することが、記憶の増強につながる
  • 記憶の増強をさらに高める5つのアウトプット術を実践する

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