【C言語入門】§1-3 変数を使ってみよう

C言語入門
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今回のC言語入門は、「変数」を使った簡単な計算をしてみましょう。
そして、合わせて覚えてほしい「宣言」と「代入」についても解説していきます。

それでは、はじめましょう!

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変数に値を格納して表示させよう

まずは、こちらのソースコードを打ち込んで実行して下さい。

/* 
List1-4 変数に値を格納して表示させよう
*/

#include <stdio.h>

int main(void){
    int x; //int(整数)型の変数xを宣言
    
  x = 30; //整数30をxに代入
    printf("xの値は%dです。\n", x); //xの値を表示
  
  x = 40; //整数40をxに代入。もともと入っていた値の30が書き換えられる
    printf("xの値は%dです。\n", x); //xの値を表示
    
  return(0);
}

コンパイル後、正常に実行すれば「xの値は30です。」と表示します。

$ gcc -o List1-4 List1-4.c
$ ./List1-4
xの値は30です。
xの値は40です。
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【解説1】変数と宣言

「変数」と聞くと、数学の方程式を連想して気が引けた方もいると思います。

安心して下さい、「変数」とは箱のようなものですので分かりやすく解説します。

変数とは?

変数とは「データの入れ替えが出来る箱」です。

逆に、「 データの入れ替えが出来ない箱 」や、これまで学習した「プログラムに直接書き込んだ数値」を定数と呼びます。

変数を使うと、計算の途中結果を覚えさせたり、データを途中で変更することが出来るので、柔軟なプログラムをコーディングできます。

しかし、この箱を使うには手続きが必要になるので解説していきます。

変数を宣言する

C言語で変数を使うには、事前に「型名」と「変数名」を宣言をしなければなりません。

int x;

ここでは、int型のxという名前の箱が一つ用意され、 整数値のみを格納できるようになります。

ちなみに、変数の名前は一部の条件を除いて自由に名前を付けることが出来ます。

int(イント)…由来は整数という意味のinteger

【解説2】代入して値を格納する

x = 30;

x = 40;

ここで=が登場しましたが、数学で使われるような等しいという意味ではありません。

プログラミングでは、「右側の値を左側に代入(コピー)しなさい」という意味です。

また、データの入った変数に、新たにデータを代入すると書き換えられます。

おまけ

変数を複数宣言する

int x, y; //int型の変数xとyを宣言

同じ型の変数が複数必要なときは、「, (カンマ) 」で区切って宣言することが出来ます。

読みやすさや、職場のルールに合わせて臨機応変に使い分けて下さい。

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