- コミュニケーションが苦手な人
- 初対面の人や、異性と話が続かない人
- 相手の反応に常に不安になってしまう人
世界的に日本人はコミュニケーション能力が低い
「話が上手な人ってうらやましい、、、。」
「気になる人がいるけど何を話せば、、、。」
「いつも気まずい感じになってしまう、、、。」
と悩んでいませんか?
多くの人は「楽しませないと!」と焦って、自分から面白い話をしたり、「なんとか気を引かせよう!」と自己アピールを頑張ります。
ですが、これが大きな間違いです。
相手と仲良くなりたいのなら、自分の話は後まわしにすること。
上手に話すことを意識するより、相手の話に反応したり、タイミングを合わせることに意識を向けるほうが大事です。
この記事では、コミュニケーション講師として全国で活躍されている吉井奈々さんのアドバイスを、3つのポイントにまとめて紹介していきます。
吉井奈々(よしいなな)
一般社団法人JCMA 代表理事/ コミュニケーション講師/ 話し方の学校 副学長/ ジェンダーキャリアデザイン主任研究員/ NPO法人 日本家族問題相談連盟認定カウンセラー/ 日本行動医療科学会
※引用元:講演依頼.COM
人は常に自分と似た人を求めている
人は興味を持ってくれる人に心が動き、自分と共通点が多いと仲良くなりやすい性質があります。
心理学で「人は常に自分と似た人を求める」ことは、黄金のルールとして有名です。
では、どうすれば相手の心を動かせるのでしょうか?とくに話ベタの人は心配ですよね。
しかし、たった3つのポイントさえ覚えておけば『コミュ力』がアップし、人との接し方も楽になるでしょう。
ポイント①:相手に興味を持つことがコミュニケーションのはじまり
信頼関係をきずくにはプライベートな内容のほうが効果的といわれていますが、いきなりそんな話をされても引いてしまいます。
よく初対面では、出身地、血液型、音楽、映画の話をしますよね?
たとえば、
「出身地 → 名産 → 食べ物 → 和洋中 → お店 → お酒 …」
「音楽 → 好きなジャンル → 好きなバンド → 青春時代の曲…」
など話しているうちに、家族や恋人のプライベートな話で共通点が生まれると、親近感や生まれてコミュニケーションをとりやすくなります。
「そりゃそうでしょ。」と思ってても、実際のところ上手に話せている人のほうが少ない。
なぜなら自分の話ばかりしようと必死で、相手の興味のベクトルに自分が向ていないからです。
自己アピールが苦手でも良い
コミュニケーションが上手な人は、相手の興味のあること聞いて、自分と共通する話をします。
「俺は会社で〇〇やってるんだよ」
「私が今〇〇にハマってて~」
「僕の趣味は〇〇と〇〇で、あと~」
当然ながら、こんな話ばかりされるとウンザリしますよね?
さらには自分の良いところばかり話すと「本当なのかな?」と信頼感も失いかねませんし、好感度も下がります。
自己アピールよりも、自分と似たところを探すことが大事です。
ポイント②:体で表現するコミュニケーション
相手と共通する話をすることで、お互いのコミュニケーションがとれることはわかりました。では、『コミュ力』を高めるにはどうしたらいいか?
意外にも、ちょっとしたことでコミュニケーションの質は変わってきます。
相手の話にうなずく
あなたが話をして、聞き手がうんともすんとも反応がなかったらどう思いますか?
「つまらないかな?」「ちゃんと聞いてるのかな?」と不安になるのではないでしょうか。
これは相手も同じで、あなたが反応しなければ不安になって話づらくなってしまいます。
すぐにできるこは、うなずくことです。
『コミュ力』が高い人は、深くうなづいたり、軽くうなづいたり、いろいろなパターンで反応しています。
フリでもいいからメモをとる。
仕事や勉強している場面でメモをとっていると、相手は「ちゃんと聞いてくれている」と感じてくれるので、話にも熱意が生まれてきます。
遊んでいるときや、食事しているときなどは、すぐにググって「このこと?」と聞いてみると話がはずむかもしれません。
相手の話に反応したら、行動するとコミュニケーションが深まります。
見た目を意識する
あなたが楽しいと思って話をしているとき、相手がずっと腕を組んでいたらどう思うでしょうか?おそらく、違和感や不安を感じると思います。
心理学の話で耳にしたことがあるかと思いますが、「スーツの前が開いているか」「前髪を上げているか」「足を組んでいるかどうか」で印象は変わります。
いちいち気にしてられないという人も、ミラーリング効果でスムーズにコミュニケーションをとることができます。
ポイント③:小さな行動を組み合わせるコミュニケーション
吉井奈々さんは、独自のことばで『空気合わせ』と話していたましたが、心理学でミラーリングという効果があります。
<ミラーリング効果>
相手が楽しそうに笑ったら、同じように笑う。相手が悲しそうな表情をしたら、同じように悲しい表情をする。相手とに同調することで、発話リズムや脳波リズムまでも揃うことが研究でわかっています。
たとえば喫茶店にいたら、同じメニューを、同じ分量で、同じタイミングで食べたり、同じタイミングでカップを持ったり。声の大きさやトーンを同じにすることで、コミュニケーションは深まっていくのです。
まとめ
すぐに『コミュ力』を上げれるテクニックだったのではないでしょうか?
話ベタの人は、まずは相手の話にうなずき、質問することがコミュニケーションのきっかけになります。
これまで自分の話ばかりしていた人は、相手にもっと興味をもつとコミュニケーションの質が深まることでしょう。
例外的に、他人にどう思われよう構わない人には通用しない可能性がありますが、こういった人はそもそも同調しないので、気にしないほうがコミュニケーションがうまくいくかもしれません。
”話しやすい人” や ”モテる人” は共通して『コミュ力』が高いので、よく観察すると参考になることが多いですよ。
それでは、ぜひ試してみてくださいね。YAKUMOでした。
(ちなみに、吉井奈々さんは元男性ですが美人だわ~)
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