【1-6】プロジェクト・ビジネス文書|PMP試験対策

PMP試験対策
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この記事はこんな方におすすめ
  • PMP試験の受験勉強をしている方
  • プロジェクトマネージャーを目指す方
  • プロジェクトマネジメント業務に興味のある方

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このページでは、PMP試験対策として『プロジェクト・ビジネス文書』について解説してきます。
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『プロジェクト・ビジネス文書』とは?

事業活動から得られる賞味の定量可能なベネフィット

PMIは上記のように事業価値を定義しており、プロジェクトにおいては”ある特定の結果がそのステークホルダーにもたらす事業価値” を意味します。ベネフィットには次の2種類があります。

有形なもの:
売上、利益、株主の持分、実績、市場シェア等
無形なもの:
のれん、ブランド認知度、評判等

ベネフィットを確実に得られるようにテキスト化したものが、「ビジネス・ケース」と「ベネフィット・マネジメント計画書」と呼ばれるビジネス文書です。

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①ビジネス・ケース

ビジネス・ケースには、次のような情報が文書化されています。

状況分析:
組織戦略や目標、重要成功要因、既知のリスク等
推奨される選択肢
評価:
どのようにしてベネフィットが得られるようになるか等

定義が不明確な経済的な価値の実現可能性を文書化したもので、プロジェクトマネジメント活動を認可するかどうかを判断する根拠となります。一般的に、ビジネス・ケース作成前にニーズ評価を行い、その結果をビジネス・ケース文書にまとめます。

プロジェクト立ち上げ前に使用され、プロジェクト継続か中止かの決定に影響します。

②ベネフィット・マネジメント計画書

ベネフィットには・マネジメント計画書には、次のような情報が文書化されています。

目標ベネフィット:
得られる有形・無形の価値
ベネフィット実現の時間枠
ベネフィット・オーナー:
監視・記録・報告を行う責任者
評価尺度
前提条件
ベネフィット実現のリスク

ベネフィット・マネジメント計画書は、ベネフィットがいつどのように実現されるか、ベネフィットの測定を実現するためのメカニズムを説明する文書になります。

ベネフィット・マネジメント計画書は、プロジェクト・ライフサイクルを通して繰り返し更新され、プロジェクト・マネジメント計画書と常に整合していることを確認します。

まとめ

今回は、「プロジェクト・ビジネス文書」について触れました。次回は、プロジェクトにおける「財務指標」について解説していきます。

次回:【1-7】プロジェクトにおける財務指標

ー くらしと仕事をワンランク上に ー
以上、YAKUMO(@yakumostyle)でした。

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