- 給料がなかなか上がらなくて悩んでる人
- たくさん稼いで人生を楽しみたい人
- 一生懸命働いているのに空回りする人
仕事で思うように成果を出せない、 一生懸命やってるのに結果がついてこないと悩んでいませんか? そういう人は、頑張りかたを間違っているかもしれません。
語弊をおそれずにいうと、「効率が悪い」ともいえます。
仕事や作業の効率化には自信がある人も多いです。そいうったレベルの話ではなく、もっと根本的なところに圧倒的な差があります。
一言でいってしまえば、ほとんどの人が「わかっているけど、やらないこと」をやっているだけ。それは何なのかを、この記事では解説していきます。
成果を出す人は『目的』をつねに意識している
僕はマネージャーという立ち場から、評価するといった視点でも人を見ます。すると、仕事熱心でも ”成果を出す人と出せない人” には決定的な違いがあることに気づきます。
それは、成果を出す人(稼ぐ人)は『目的』をつねに意識していることです。
ほとんどの人は、今やっている仕事や作業を「いつまでに終わらせなければならない」とは意識していると思います。一方で、「〇〇のために、この仕事をやっている!」という考えて取り組んでいる人はどれだけいるでしょうか。
そもそも、仕事というのは『目的』を達成するため生まれるもの。仕事を達成するのが『目的』になってしまっては、本質が大きく違ってきます。
自分の『目的』と、仕事の『目的』をリンクさせる
成果を出す人は、『目的』をとても大切にします。たとえば、「将来起業するため」「スキルアップのため」などのキャリアや、「困っている人を助けるため」などの自分のコアとなる部分です。
そして、会社やプロジェクトが掲げる『目的』と、自分自身の『目的』をリンクさせています。すると、ストレスなく最短で成果を出すための状態をつくることができます。
・自分が ”本当にやるべき仕事” がはっきりする
・自分の成長を感じやすく、モチベーションを高く維持できる
自分が「本当にやるべきこと」に近いほど満足度が高く、モチベーションも維持しやすくなります。反対に、自分がやるべきではないことを頑張っても稼げません。なんでもかんでも、頼まれた仕事を全部自分でやろうとする人は、効率が悪くなるので注意が必要です。
とはいえ、「目的なんてないよ、、、。」という人もいるでしょう。むずかしく考えなくて大丈夫です。
とにかく稼ぎたい人は、お金がたくさん動いている業種に転職して「お金のために、この仕事をやっている」でもいいのです。ときに面倒くさがりな人が、「この仕事を楽にしよう」とアプリやツールを作ったら、製品化になって大成功したケースもあります。
では『稼ぐ人』が具体的にどんな行動をとるのか、『稼げない人』との違いを3つの場面から解説していきます。
稼ぐ人は、苦手なことは得意な人に任せる
もし、あなたが「不得意なこと」や「苦手なこと」を克服しようとしているのであれば、いますぐ手放すことをすすめます。
『稼ぐ人』に100%共通していることですが、”自分の得意なことで勝負” しています。
たとえば、コミュ力やすぐれていたり、プレゼンに強い人は営業職で圧倒的な実績を叩き出します。数字につよく、忍耐力のある人はデータ分析や投資にかかわる職業で力を発揮します。
得意なことのほうが結果を出しやすく、ストレスを抱えてモチベーションが下がるリスクを最小限に抑えられます。勝てるジャンルやスキルで勝負しましょう。
逆に、苦手なことを自分でなんとかしようとすると、成果や結果が出るまでに多くの時間や労力を消費します。自分の力を最大限に発揮するには、得意なことに時間と労力を注ぎ、それ以外を切り捨てる判断をしなればなりません。
稼ぐ人は、2割の人だけ大事にする
20%の顧客が売上の80%を生み出す。
経済学者ヴィルフレド・パレート
言わずと知れた「パレートの法則」です。
『稼げない人』は、「お金を払ってくれるなら誰でもOK」というスタイルでビジネスをする傾向にあります。すると、要望やクレームはあたりまえ、無茶な値引き交渉してくる「困った客」を引き寄せることも多くなります。
一方で『稼ぐ人』は、自分の仕事や価値観をわかってくれる人に絞って、サービスや商品を提供します。そのほうが、熱心なリピーターがつき、口コミでまわりの人たちに広げてくれることを知っています。
20%の人に評価されれば、残りの80%の人に見放されても問題ないと考えているのです。
あなたのことを評価する人もいれば、批判する人も必ず存在します。どんな偉業を成し遂げても、だれもが尊敬するとはかぎりません。
客を選ぶことに抵抗があるかもしれませんが、相手の立ち場になれば「客を選ぶあの人が引き受けてくれた!」と感激し、信頼感を得られます。
そうした評判というのは、業界をめぐり話題となって依頼も続くサイクルを生んでいくものです。
稼ぐ人は、状況を大局的に見る
「年収5億円の会社を経営する米田さん(男性)は、温厚で紳士的。非常に知能が高い人で、そのせいか、『なぜこうなったのか、どう対処すべきか』と分析・判断する行為が、怒りの感情に先行してしまうため、怒るという状態になりにくいのかもしれません」(プランナー 50代 女性)
「金持ちケンカせず」という言葉があるように、『稼ぐ人』は感情的に戦うことはしません。個人的な好き嫌いや、価値観をぶつけてもお互いに得しないことを十分に心得ているのです。
商談やプレゼンの場で、相手から否定的な意見を言われて「そんなことはない!」と反論すると、相手も否定された気分になります。その結果、”これ以上、話をしたくない” と思われても仕方ないこと。
すぐ感情的になってしまう人は、目の前のことしか見えてないのでビジネスにおいては致命的。まわりの状況を大局的に見て、冷静に判断することが大切です。
とはいえ、批判や反論をスルーして冷静になるスキルを身につけるには時間がかかります。
完璧な人間などいないので、「自分だって迷惑をかける」「こんな言い方をするのは、なにか理由があるのだろう」と余裕もって相手と接するよう心がけてみるといいです。
まとめ
一生懸命やってるのに『稼げない人』は、頑張りかたを間違っているかもしれません。『稼ぐ人』は、つねに「目的」を意識しています。
もし、「目的」をもって仕事や行動ができていないのなら、ゆっくりと考えてみてください。成功者は自分の思考を整理する時間を大切にします。
そして、「目的」が見つかれば、今回紹介した『稼ぐ人』の行動に自然と近づいていくはずです。豊かなくらしと仕事を手に入れていきましょう。
以上、YAKUMOでしたー
- 会社やプロジェクトの『目的』と、自分自身の『目的』をリンクさせる
- 自分の得意なことだけで勝負する
- 自分の仕事や価値観をわかってくれる人に絞る
- 好き嫌いや価値観をぶつけず、物事を大局的にみる
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