【8ｰ4】資源マネジメントの監視・コントロール｜PMP試験対策

PMP試験対策

2025.01.04

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このページでは、PMP試験対策として資源マネジメントにおける『資源のコントロール』プロセスについて解説してきます。

資源マネジメントにおける『監視・コントロール』とは？

資源のコントロール（Control Resources）プロセスは、プロジェクトに割当てられ、配賦された ”物的資源” が計画通りに利用可能であることを確実にするために行われます。資源の計画に対して、実際の利用を監視することで必要に応じて是正処置を行います。

資源のコントロールプロセスのインプット情報には次が挙げられます。

プロジェクトマネジメント計画書：
資源マネジメント計画書

プロジェクト文書：
課題ログ、教訓登録簿、物的資源の割当て、プロジェクト・スケジュール、資源ブレークダウン・ストラクチャー、資源要求事項、リスク登録簿

作業パフォーマンス・データ

合意書

組織のプロセス資産

資源のコントロールプロセスのツールと技法には次が挙げられます。

①データ分析：
代替案分析、費用便益分析、パフォーマンス・レビュー

②問題解決：
問題の特定、問題の定義、調査、分析、解決、結果の確認

③人間関係とチームに関するスキル：
交渉、影響力

④プロジェクトマネジメント情報システム：
資源マネジメントやスケジューリングのソフトウェア

資源のコントロールプロセスでは、「作業パフォーマンス情報」をアウトプットします。また、問題が発生し、スケジュールや予算などの変更に繋がる場合は「変更要求」もアウトプットとなります。

アジャイル型プロジェクトの場合には、広い知見をもつスペシャリストがいる自己組織チームのようなチーム構造をつくることが重要です。また、迅速な供給やムダを省く手法についても合意が大切になります。

次回は、「コミュニケーション・マネジメント」について解説していきます。

ーくらしと仕事をワンランク上にー
以上、YAKUMO（@yakumostyle）でした。